ウィンドウズのタスクバー

みなさんはウィンドウズの「タスクバー」をどこに置いているだろうか。

タスクバーとは「スタート」ボタンがある横に長い帯のことだが、デフォルト (工場出荷時のまま) だと、タスクバーは画面の一番下にある。

実は、タスクバーは画面の右にあった方が、慣れれば使いやすい。

なぜなら、PC の画面は縦よりも横に長い一方で、横書きの文章は縦方向が長い方がよい。そのため画面の一番下にあるタスクバーは本来邪魔である。なのでタスクバーを下よりも右に置いた方が限られた画面を利用する効率がいいのである。

また、ほとんどの人は右利きである。「左から右」 にマウスを移動させる方が楽である。厳密に言うと、左上から右下にマウスを移動させる方がよい。ということは、マウスを操作する場合画面の右の方をクリックした方が使いやすい。このことは、Mac とウィンドウズのダイアログボックス 「はい」「いいえ」 ボタンの位置の違いに表れている。

ウィンドウズの場合は常に、

「はい」 「いいえ」

だが、Mac の場合は常に

「いいえ」 「はい」

の並びになっている。

PC は印刷されたものと同じようで実は違う。印刷物では 「はい」「いいえ」 の配置の方が人間の思考から言ってわかりやすい(なぜなら横書きは左から右に書くから)が、操作主体のコンピュータでは、Mac の方がマウスの移動がしやすい=操作がしやすく作られているのである。

Trackback URL for this post: https://econo.twinkle.cc/trackback/116