2007/04の終わり頃、ビザの更新でカナダのケベックシティ (Quebec City) に行った。ケベックシティのあるケベック州の公用語はフランス語であるため、道路標識その他すべての世界がフランス語だ。でもご安心を。ホテルやレストランなど旅行者が訪れそうなほとんどの場所では英語が通じた。旅行者だからフランス語の会話はできなくてもいいのだが、道路標識やポスター、レストランのメニューなどはフランス語を知らないと困る場面が多々あった。
今回の旅ではレンタカーを借りてカナダ国内(ケベックシティ Qubec City)を運転したため、一番最初に触れたフランス語が道路標識に書かれたものだった。そんなわけでまずは ARRÊT から。
英語で STOP。カナダでの道路では STOP サインのところは赤い標識に ARRÊT と書いてある。
道路標識より。単数形は singal らしい。
発音は「シグノー」?
発音は「リュ」?
でも、こないだの ARRET もそうだけどフランス語の「R」の発音は、くやしいときの「くーーーっ!」という、のどの置くから出る音、うーんほかには、ガラガラガラとうがいをするときの音のように、のどの奥を震わせるので、日本語だと「ギュ」に近いのかもしれない。
なのだが、自明であるため仏語圏の現地に行けば辞書なくてもこの単語の意味はわかると思う。でも読み方がわからない・・・スタシオヌモン?
道路標識はカナダでもアメリカにならって NORTH、SOURTH、EAST、WEST となる。だから方角を表すこれらの単語は必須だ。知らないと運転が危ない。
→LA CORRESPONDANCE = Connecting Flights
フランス語圏に行って一番最初に目にした単語がコレ。
カナダのトロント国際空港での乗り継ぎのときに、、フツーならあるはずの Connecting Flights というサインがまったく見当たらなかった。目に付くサインには英語表記もまったくなかったのでちょっと不安だった。
英語で corresponding to… といえば「~に対応する」という意味だから、状況からしてもきっと「乗り継ぎ」の意味だろうと推測はできたのだが、乗り継ぎの時間が1時間もなかった(!)ので初めての空港ではどこに行けばいいのかとても不安だった。知っていれば少しは落ち着くことができたのになぁと思える単語。
発音は「プレ」?
空港近くのショッピングモールにあったイタリアンレストランに行って「英語のメニューある?」と聞いたら「ない」という返事。
そこで米国のレストランのお決まりのメニューといえばアメリカンな場合は前菜、スープ、サラダ、サンドイッチ、ピザ、ハンバーガー、肉その他って感じで、アメカリンな料理は概してイタリアンがベース(それにハンバーガーが加わる)なので、イタリアン⇔アメリカン交換の法則が成り立つわけだ。
で、「メニューにわからないのがあった聞いて」と、スタッフもこっちが「ガイジン」であることを承知の上でそう言ってくれるんだけど、そもそもすべての料理になんて書いてあるかわからない(苦笑)。やはりフランス語だけのメニューは自力で解読するのには限界があった。
その中でも特に poulet は、「たぶんチキンかなー?」と、想像はついたのだけれど、いまいち自信がなかった。それはこのレストランのメニューの書式がアメリカンなレストランとほぼ同じだったからで、、poulet なんて単語はchicken とぜんぜん違うから、知っておいた方がよかった単語。
MER = SEA (スペイン語では MAR)
DE = of
ということは知っていたので、これは単語レベルでは解読できた。
Fruits of Sea
で、この言葉が登場するのはレストランのメニューである。
そおか、フランス語では「海の幸」のことを「海のくだもの」というのか。
ペットショップボーイズの唄に、セレブを皮肉った歌詞の内容の「Framboyant」という曲がある。彼らはイギリスのアーティストでありながら、この曲のPVは日本の「欽ちゃんの仮装大賞」の映像が使われている。
で、この曲のタイトル framboyant とは、華々しい、ケバケバしいという意味で、この華々しいは赤のイメージ。やはりフランス語から来ている単語だということは前知識としてあったときに、レストランのメニューのデザートのコーナーに
とあったら・・・FRAMBOISE とは何を意味するのかわかるでしょう。
まずは旅行に行った APRIL から。
APRIL は AVRIL というらしい。確かに P と V の発音は似ているから。そういえば AVRIL LAVIGNE っていう歌手もいたな。あれは APRIL という名前だったのか。っつうか今調べたら彼女の出身地カナダオンタリオ州だったのか。
APRIL は英語で名前として使われてるのをほかに見たことがある。日本語だと「春美」みたいな感じなのだろうか。
日本語のローマ字よみのマイは、仏語だと 5月の意味だったのだ。
読みはジュアンか?
ちなみに June と July はアメリカ人でもよく間違える・・と習った、、と、うちの奥さんのブログに書いてあった。
読みはジュイエ?
読みは「ウ」らしい。
日本語には b と v の発音が区別つかないなんてよく言うけど、ヨーロッパの言語も同様だ。
・・・というワケで、9月から 12月まではほとんど英語と同じなのだ(つづりだけ)
ちなみに
「ウー」と読むらしい。
ホテルの請求書にこの単語が載っていた。
発音は、「ボ」?
駐車指定の道路標識に LUNDI-XXXXX とあったんだけど、きっと曜日を表しているのはわかるのだけど、何曜日かわからない。なので推測するに、luna = moon だから、たぶん月曜日じゃないかと。まー当たってたw
読みは「マルディ」?
そういえば、火星は英語で Mars だった。
LUNA、MARS あたりまではわかった。
Mercre... Mercury=水星=水曜日ということか?
読みは「メルクルディ」?
読みは「ジュディ」?
読みは「ヴァンドゥルディ」?
語源は、
https://www.kurata-wataru.com/youbi.html#section2
読みは「サムディ」
月~日まで覚えてはじめて、駐車禁止のところの「日曜日を除く」とか「月曜日から金曜日」までってのがわかるのだ。曜日がわからないと駐車のときに困るのだ。
オーストラリアで挨拶といえば Good day (オーストラリアでは「エイ」の発音は「アイ」になるから、「グダイ」と読む)。
フランス語の bon は英語の good、jour は day だから、
bonjour = good day
となる。
今回のカナダ旅行では、この言葉を一番聞いたかもしれない。誰もが気軽に bonjour という。ホテルでは夜でも bonjour で、ガイドブックには「こんばんは」は bonsoir (soir = night)とあったが、あまり昼夜関係ないのかも。
フランス語がしゃべれなくてもこの言葉を違和感なく使えるようになりたいものだ。