これからの時代(というか、最近の傾向だが)のキーワードは、「レバレッジ」 である。
レバレッジ=Leverage とは、辞書にはてこの力、(目的達成のための) 効力、影響力…とあるが、ここで私がいうレバレッジはてこの力の意味でよい。
てこの力とは、当然のことながら、A と B の間で、A をちょっこっとだけ動かすと A に対して B はかなり大きく動くということである。
現在の IT (Information Technology=情報通信) 革命の中においては、労働における生産性向上も、技術革新、現在の株価の上昇 (デリバティブなど) には、レバレッジが働いていると考えている。これを定式化したりこの理屈を理論的に解明した人はまだこの世にいないし、私には到底理論的に説明できる能力などないが、今の世の中はレバレッジが働く場面が多くなったのは明らかだと思う。