ホイチョイが以前、テレパルのエッセイ(酒とビデオの日々)で、80 年代から 90 年代にかけて(内容はよく覚えてないけど)、時代=われわれの生活を変えたものは、「(TV の)リモコン」の登場だ、、といっていた。
リモコンによって、みんながザッピング(チャンネルをあちこち変えること)をするようになり、テレビを見るときは、チャンネルを変えながら「今 面白そうなことをやっている番組 (チャネル) 」を探すようになった、という主張だった。
で、テレビ局側も、それに合わせて番組を作るようになった、と。一番の象徴的な出来事は、出演者のしゃべりに合わせて、字幕がでるようになったということ。字幕があれば、とりあえず、他のチャネルから今 移って来た人でも、内容的についていけるってことなのだ (しゃべりだと、消えちゃうから、とりあえず字幕に残しておくと、いいということ) 。
私は、テレビをあまり見ない人なんだが、おそらく、私の知っている限りでは、これを最初にやったのは日テレの 「進め!電波少年!」 じゃあないかなぁ?と思う。
この字幕手法って、電波少年の中ではザッピングを意識してやったのかは謎だけど。
ほかにも、たとえば、歌番組は、サビしか流さない。長くて、ワンフレーズ、って感じで、CDTV(カウントダウンTV) なんかは、もうガンガン歌の一部だけを流す、みたいな作りになっている。今のバラエティとかって、特にそうらしいけど、とりあえず、番組を最初から見ていなくても、、、途中からでも入っていける作りになっているという。
この間驚いたのは、ニュースステーションまでもが日本人への日本語によるインタビューで字幕をつけていたことだ。って、これはもうあって当然って感じかな?
ホイチョイも、このザッピング対策を一番最初に施したのは日テレだと指摘してたと思う。
その結果、今の日テレの業績と株価はどうだろう?