タイマー勉強法

私の父親は私が小さい頃から学校の勉強を教えてくれたことは一度もなかった。それ自体は別に悪いことではない。習い事でもなんでも、勉強を身内が教えるのは感情が入るから概してよくない。

しかし高校受験を控えたころだったろうか、ある日「勉強にこれを使え」と私にデジタル式のタイマーを手渡した。

今は医者をやっているというイトコは地元県下で成績はトップで、タイマーを使いながら勉強したのだという。

高校受験のあとも大学受験の間までずっと試してきたが、問題集を解くときなどにタイマーを使ったり、すべてにおいてタイマーを使って時間を区切ると、自然と「(試験のときなど)スタートから今は何分くらい経過したか」とか「あと何分くらい」といったことが自然とわかるようになってきたのが不思議だ。

今なら 100 円ショップで売っているだろうかこのタイマー、いや、それよりもケータイに最初からついてくるだろうがしかし、100円の価値以上の有効な使い方ができるため、できれば専用のものを用意したい。

ちなみに中学のときに父親からもらったタイマーは、何度も何度も使ったのに 20年以上経った今でも電池を変えていない。

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