子どもの食欲を増す方法

色彩でつくる、おいしい空間

より無断転載

今、頭の中で、イタリアンレストランを思い浮かべてみてください。テーブルには、赤と白のギンガムチェックのクロスがかかり、緑のナプキンなどが置かれている……。あの雰囲気を想像しただけで、「ああ、パスタが食べたい!」なんて思った方もいるでしょう。
一般的に赤やオレンジなどの暖色系は、食欲を増進するといわれています。中華料理店の朱色のテーブルは、その効果を活用しているといえます。逆に食欲を減退させる色は紫色で、体調のよい時なら気になりませんが、
元気のない時は食事が進まないことがあります。ある実験では、食欲がいちばん増進する色はピーチ(黄味がかった淡いピンク色)という結果が出ています。ダイニングルームの壁紙を選ぶときの参考にしてみては
いかがでしょうか。また、食の細いお子様のいる方は、食卓のテーブルクロスをオレンジや赤と白のチェックにかえてみるのもいいかもしれません。
健康で明るい暮らしの基礎は、楽しい食事です。色を上手に活用して、おいしい空間づくりを心がけましょう。
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