「ニーズを聞くな、体験を売れ」という本を読んだ。
いまや日本はモノが行き渡り、消費者はモノを買わずに新しい(とかより良い)体験を買う、という方向に
向かっているという、「Experience Marketing」 のことが書いてあった。
最近、企業の経営者が「体験」という言葉を口にするようになってきた。今までその意味がわからなかったが、以下はその事例だと思う。
インスタント・メッセージングソフト 「Windows Messenger」 で、、、昨日知り合いから教えてもらったのだが、「ビール」とか「オニ」とか入力できた。
この絵文字を考察してみるに、、、、
相手がこの絵文字を使うと、自分の画面に面白い絵文字が表示される。
そうすると、「え、なんだこれは!?」ということになり、「それ、どうやって(入力して)出すの?」となる。
これら絵文字をゲームで言う「隠れキャラ」の手法だと言ってしまえばそれまだが、、、このこと自身が、マイクロソフトの狙うところの XP、すなわち Experience だと思う(それにうまくはめられている自分も自分ですがそれはそれです)。
自分の会社の OS の名前に XP と付けるくらいだから、マイクロソフトは自身で Experience Marketing を実践しており、ここに見習うべき点があると思う(上の隠れキャラでいうと、ひょっとして Experience Marketingを開発したのは今から思うと実は日本のニンテンドーだったんだろうか?)。