全米公開初日 2006/06/09 に PIXAR の最新作 Cars を見た。2006年現在、人類史上最高の CGI (Computer Graphics Imaginary) が見られる。シェリル・クロウのオーブニングと共に「やられる」。
ストーリーはややしつこいなとは思わないでもないが、製作陣がやれるだけのことをすべてやった、もうこれ以上はないだろうという意気込みの表れなのだろう。観客として圧倒されてしまう。製作陣が「いい仕事」をするなら、ストーリーを描く主人公たちも「いい仕事」をする、そんな映画だ。実際、たかだかクルマ(というかリフト)にすぎないキャラクターの "GUIDO" の「いい仕事」には、アメリカの映画館では本当に観客から拍手が沸くのだ。
キャラクターだけでなく、登場する背景もアメリカそのもので、アメリカの砂漠のインターステート、それぞれの名所など、ホンモノを観たときの感動がよく伝わってくる。アメリカの良いところが凝縮されている。
個人的には Bixby Bridge とヨセミテの Bridalveil Fall の合成が最高だった(写真)。Bixby Bridge は以前 mixi の写真にしたこともあるし、Bridal Fall は 1週間前に行ったばかりだった。
グランドキャニオンその他、行ったことある場所は「あぁ、あそこだ」とわかるのだが、「ここはどこなんだ?」と、わからない場所もたくさんあった。ぜひすべての「ロケ地」のリストが欲しいところ。
映画の最後の方では観ていて「もしや!?」と思うことがあった。キャラクターたちだけでなく最後の最後のクレジットを観れば我々にもサプライズがある。
ぜひ劇場に足を運んで観たい映画だ。1日に2回観てしまった。F1やクルマが好きなら MUST-SEE Movie だろう。
PS
この映画で話されている英語は、この作品の性格上、ディズニー映画のわりにはキャラクターによっては聴き取りづらい部分がある(キャラクターの MATER や実況中継など)。その場面が何の場面なのかがわかればついていけると思うが、リスニング学習第一弾としてこれをリスニング教材にするのは奨めない(少し慣れている人なら可)。
PS 2 (2006/08/13)
A Route 66 guide to the “Cars” movie によれば、どうやらカーズのシーンは上で述べた Bridalveil Fall + Bixby Bridge ではなさそう。訂正してお詫びします。
>bakabros さん
コメントありがとうございます。映画の中での景色は、ストーリーに溶け込んで本物さながらの感動です。
吹き替え版は観たことがないのでいつか観てみたいです。
こんにちは! Macの方からもTBかえさせて頂きました。
"GUIDO" の「いい仕事」には、感動しました! 観客から拍手が沸くような環境で、是非一度映画鑑賞してみたいです。
Bixby BridgeとかBridalveil Fallのシーン、きっと実在する場所なのだろうなと思いながら見ていましたが、本物の景色を体感した事のある方にはたまらないでしょうね! 私も大好きなシーンです。
吹き替え版ではメーターの喋り方がたどたどしい子供の話し方みたいになっているようで、全然違うのに! とガッカリしました。でも、英語の訛りを関西弁にしちゃうかも? という心配もしていたので、それよりは良かったかな……。
また寄らせて頂きます♪
>まさおっちんさん
コメントありがとうございます!私もできればもう一度劇場で観たいと思っています。
>たろさん
こちらこそまたよろしくお願いいたします。
>やわらか映画~おすすめDVD~さん
本家サイトのほうも拝見させていただきます。
>散財生活さん
日本では字幕版・吹替版とあっていいですね。字幕版 Trailer を観ましたが、日本語ならではのなかなか良い雰囲気を出しています。
>jamsession123goさん
この映画に描かれている風景はアメリカの一度は行ってみたい素晴らしい場所のリストです(主に西海岸の方ですが)。なので、この映画がきっかけとなって、米国を回るのもいいかもしれません。
こんにちは、jamsession123goです。
ブログにTBありがとうございました。
ルート66が題材に使われてたりするので、jamsession123goはアメリカへ行ったことがないのですが、アメリカに行ったことがある人とそうでない人とではこの映画の受け取り方がきっと違うのでしょうね。
この映画を観て、古き良きアメリカに触れてみたいと思うようになりました。
TB頂き有り難うございます。
車が擬人化された映画なのですが、見てる内に人間のように感じるのが、不思議です。日本未発売を含めてのキャラクターミニカーを集めているのですが、結構苦戦しています(^_^)また、宜しければお越し下さい。明日は娘を吹替版を観に行って来ます。
トラックバックありがとうございます。(https://www.yawarakacinema.com/cgi-def/admin/C-010/cinema/tdiary/index.rbのほうです。)
本家サイト(https://www.yawarakacinema.com/)も、よろしくお願いします。
初めまして。お早うございます。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメント&トラックバックのお返しを失礼致します。
この作品は、クルマ達が走る描写での疾走感溢れる映像や終盤から結末までの流れに中々見応えを感じました。
そして、グイドさんには僕も大きな拍手を贈りたいです。
また遊びに来させて頂きます。
今後共、よろしくお願い致します
ではまた。
TBしていただき、ありがとうございます。
アメリカ在住なんですね。こうして1本の映画で日本とアメリカが同じ話題でつながってる。ネットってすごいですね。この映画もいよいよ今日から、日本でも上映開始です。できたら、もう1回観たいと思ってます。
phan さん
こちらこそすみません。もう一度トラバさせていただきました。
上記コメント途中で切れてしまいました。重ね重ね申し訳ございません。
はじめまして。
TBありがとうございました。
重複していたので、1件だけ残すつもりが全て消えてしまいました(>_<)申し訳ございませんm(_ _)m
KGR さんコメントありがとうございます。
この映画1本でアメリカ観光している感じです。
観客に子どもが多くなるのは仕方ないでしょうね。大人でも十分楽しめますが。
TBありがとうございます。
風景などが実在するものだとは聞いていましたが、実際にご覧になったとはうらやましいですね。
いよいよ日本でも公開ですが、単なるお子様アニメと勘違いして、小さい子供たちを連れて行く人が大勢出やしないかと心配です。