ここ 2 年間、数回受験した私のスコアは平均で800。定期的に会社で TOEIC の試験があり、2003/9/28 も TOEIC の試験があった。今回はある問題集を買って事前に勉強した (事前に問題集を買ってリスニングなどを勉強したのは今回が初めて)。テストを受けた直後、記憶が冷めないうちに本屋で TOEIC の本をチェックした。試験直後に本屋で問題集を探せば、同じような問題が出ている本を探しやすいと思ったからである。で、偶然にもほとんど反則技の本みつけた。
長本吉斉という TOEIC 専門学校の代表が書いた本で、その日に受けた 「リーディング」 の問題とまったく同じ問題が載っていた。驚いた。すかさず買った。そして家で 「リスニング」 をやってみると、これまたほとんど (またはまったく) 同じ問題があった。私が買ったその本の名前は「TOEIC Test 860点突破大特訓」。730 点版とか、650 点版とか文法の鉄則とかその他のバリエーションもあるから興味がある人はアマゾンとかで見てみて欲しい。アマゾンで彼の名前の本を検索すると、レビューでみんな絶賛してることがよくわかる (私も書いてしまった)。
そしてアマゾンでこの人の書いてる本をすべて買った。今まで TOEIC 本は数千円注ぎ込んだと思うがすべて無駄だった。…ことがよくわかった。いや、まだ彼の本を徹底的に読み込んだわけじゃないしテストも受け直したわけではないので、彼の本を読んだりトレーニングを積んだりすればスコアが上がるかどうかそれはこれからわかることだと思うが少なくとも本屋にたくさんある TOEIC 本の中で最も評価に値する本だと思った。彼の本を繰り返しこなせばコンスタントに 850 は取れるようになると確信している。それは、TOEIC 攻略法 (リスニング)で私が漠然と言及した 「ひっかけ」 問題に対するパターンが本という形で体系的になっているからである。
私は何度も TOEIC を受けて分かったのだが、 TOEIC には 「ひっかけのパターン」 があることをこの本は教えてくれる (逆にいうと TOEIC ってひっかけだらけだ!)。もっと早くこの本のことを知っておくべきだった。
ゴミ投資家シリーズの本のときもそうだったがこのような本に出会えたのは因果を感じるものだ。