リエゾン (1) - 「らりるれろ」の法則

英語において、日本人としてリスニングが苦手なのは誰もが感じるところだと思う。少しでも克服する手だてはあるのか?私は、「らりるれろ発音」を提案する。英語で 「-tt-」 や 「-ity」 が含まれたつづりを見つけたら、その部分をすべて 「られるれろ」 のいずれかにしてしまえば良い。例を挙げると、以下の通り。

  • better (ベらー)
  • letter (れらー)
  • matter (マらー)
  • little (りる)
  • seattle (スィアろー)
  • sitting (スィりング)
  • getting (ゲりング)
  • putting (プりング)
  • hitting (ヒりング)
  • cutting (カりング)
  • city (スィりー)

ということで、「良くなる」は、getting better (ゲりング ベらー/またはゲりンベらー)。

最近よく TV で 「Check it out 」 を 「チェケラッ!」 と言ってるのを聞かないだろうか?これこそまさに 「らりるれろ」の法則が適用されているのだ。「チェック・イット・アウト」 より、「チェケラッ!」 の方が外国人にも通じるだろう。日本人が英語をリスニングすると、「早口でよくわからない」 「追いついていけない」 というのが正直な感想だろう。そうなのだ、「Check it out」 を 「チェック・イット・アウト」 と脳内変換している限り追いつくはずがない。

日本人は、日本語のリスニングシステムで、「チェッケラッ」 と、自分の聞こえたとおりに考えればリスニングに追いつく余裕が生まれてくるのである。

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