教科書には How are you? と載っているが、ほとんど聞かない。How you doing? か、How are you doing?。Fine. で返す。相手は Good. と言ってきて挨拶が終わる。たぶん、我々日本人は言われる方が主だろうから Fine. だけ返そう。
映画「モンスターズインク」の主人公サリーも出勤のときに How you doing? というシーンがある。
英語が話せないと、ネイティブと話すときに緊張してしまう。だから、まずは自分が英語を話せないことを相手に伝えておくと相手もわかってくれる。要は、「開き直る」 ことが重要であり、これは 「開き直り」 の表現である。ちなみに、この表現は初めての海外出張で一緒に行った部長が連発していて盗んだ。もちろん、I can't speak English very well. でもいい。
英語が話せない以前に、日本人は英語が「聴き取れない」。最近の研究では脳の、言語に対する作用する部分が英語と日本語とではまったく違うということがわかってきている。これではムリもない。私見ではあるが発音している音の周波数が英語の方が広いと思う。言い換えれば、「音階が英語の方が広い」のである。今の会社に、結構きれいなおばさん^^;(失礼) がいるのだが、その人、英語だと基本的に声が低くなるように感じる。正直ダミ声っぽい。日本語で話すときは声の調子が高くなってる気がする。私も最近英語で話すときは声を低めにした方が話しやすいのに気づいたら、彼女の英語と日本語の話し方の違いがわかってきた気がする。
英語は 「イントネーション」 があるから、Oh! that's wonderful!! と言うのと、I have a lot of work to do と言うのでは、声のトーンがまったく違うのだ。
2. で、「ゆっくり話してくれよって言ってるだろおねーちゃん!!」と心の中でも思っても、ネイティブが日本人がわかりやすいように単語をひとつひとつ区切ってしゃべってはくれない。だから、聴き取れなかったときはどういうかというと、「エクスキューズミー?」 と、最後を尻上がりに言うのだ。または、「アムソーリー?」 と、これも尻上がりで言う。
本来は自分が悪くて聴き取れなかったときは I'm sorry? と謝る調子で、こちらを使うのだそうだが、私は全部 Excuse me? で通している。
それでも聴き取れなかったら、電話とかで何回も Excuse me? を連発するとこちらも相手もストレスが相当溜まってくるので、言い方を変えよう。これらも尻上がりに言う。Say that again? は、「セイザラゲン?」 と発音する。
正直 I can't follow you なのか I couldn't follow you なのかどちらが正しいのかわからないが、とにかく相手の言ってることがわからないときに言う。電話では何度言われてもわからない言葉はわからないものだが、そしてまた 4. に戻るのだ。私は5回聞き返したことがある。I don't understand を言えるようになったら、I don't understand what you're saying. と言えればたいしたものだ。 「アイドンアンダースタンド ワッチューアーセイイング」 と発音する。
日本語、英語、言葉が違っても、自分が何をしたいのかの意思を相手に伝えることが最も重要なのだ。日常生活で自分の要求を伝えるシーンはたっくさんある。 I want to ~ でもいいが、want の意味は 「欲する」 なので、I'd like to よりも、「絶対にしたいんだ!」 と、主張するような印象を与える気がする (間違ってたらごめんなさい)。
上と似ているがこの言葉をある意味 「命令」 に近い。自分の言ったことを他人がやってくれるからだ。たとえば、メールを送って欲しければ、I'd like you to send me email. とか。もちろん I want you to ~ ということもできるが、これは目上の人が目下の人に対して言うような感じ?<あくまでも私の印象
とにかく I'd like to ~ / I'd like you to ~ を使ってれば間違いない。
ズバリ 「ワカリマセン」。 同じ 「わからない」 の表現にも I don't understand があるが、understand はもともと 「理解する」 という意味だから、これは 「理解できない」 という意味になる。
しかし、「彼は何時にくるのかな?」 とか、「君はメールを出したの?」 とか聞かれたら、同じ 「わからない」 でも、I don't understand は使えな い。それを言ったら 「君の言ってることがよくわからない」 ととられても仕方がなくなってしまう。質問の意味がわからないときは I don't understand (your question) でいいが、質問の答がわからなかったときは I'm not sure. という。発音は 「アイムノットシュア」。
会話の流れの中で相づちを打つには?「わかった」とか 「なるほどー」 とあいづちを打つ表現は、「アイシー」
「サウンズグッド」 はよく聞く。意味は 「いい感じ」
いろいろこちらから話してみて相手に自分の英語をわかってもらえなかったら、言いたいことを伝えるために、Anyway, I'd like to~ と言ってみよう。「とにかく、私は~がしたいの!」 という感じ。
ちなみに、日本人は学校で習うのは anyway くらいしか出てこないので知らないと思うが、anyhow というのもある。意味は anyway と同じである。こっちに来てから職場の人が打ち合わせでよく使っていたので電子辞書で調べて初めて知った単語。
「そんなようなモノ」。 a kind of ~ も使える「~みたいなモノ」。すごくあいまいっぽくて、日本人向けでいい。でも、ガイジンもよく使う。
質問するときには May I ask で始めてみよう。昔ズームイン朝でウィッキーさんがさんざん言っていた。
May I ask if ~ の後には、普通の文がある。May I ask if I can take this one? (これをとってもいいですか?) May I ask where the restroom is. (トイレはどこにありますか?)←文法的には正しいが、私は May I ask....(と言っておいて間を作り、そこで聞くべき質問文を頭の中で考える) Where is the restroom? という風に言っている。要は May I ask... は質問するときの 「つなぎ」 の言葉として使えるのだ。
「ソーファー」 は、私の口癖になってる言葉。「今までに」 「今までのところ」 という意味。現在完了と一緒に使う。 I have finished my work so far. と言えば、「今まで(今のところ)に自分の仕事は終わってる」という意味。 So far, so good. は、「今までのところ、いい感じ」 という決まり文句だが、私は今までに使ったことがない。
→これ自体を英語て言うと「I have never used that phrase so far.」(私は今までにそのフレーズを使ったことがない)
try は、「やってみる」だが、I will try to ~ で、「(ほんじゃあ)~をやってみるよ」という意味になる。これは日本人の思考にあってる表現だと思う。例えば、電話をサポセンにかけてるときなんかは、何か問題があるからこっちから電話してるわけで、サポセンの人に「~やってみてはどうですか?」と言われたら、「うん、わかった。やってみる」 と言いたいだろう。そんなときに、I will try to do what you said. (あなたが言ったことをやってみる)という感じ。
他にも、「~したんだけど、ダメだった」 というのは、I tried to do that, but I couldn't. (それをやってみたが、できなかった)といえばいいだろう。サポセンが学校の先生に置き換えても同じ。学校の先生から子どものことについて「~した方がいい」 と言われたら、We will try to ~ とか答えればよい。
「ゴナ」 は、going to の口語形。くだけた表現なので私はまだ使う勇気がないが、絶対に知っておくべき単語だ。なぜなら、すごくよくみんな言うからだ。少しフォーマルっぽい場所、たとえば会社の会議とかでもよく耳にするから、超フォーマルでない限り通用するのかも知れない(もちろん、目上の人に対しては going to と言うべきだと思う。英語は敬語がないとよく言われるが、使い分けは重要だと思う)。It's gonna be ~(イツゴナビー)は、「~じゃね?」 みたいな感じだと思う。
こないだアップルストアに言ったら、「What I'm gonna do for you is...」 (ワライゴナドゥイズ)と言っていた。これの意味は、What I am going to do is... なので、「私が君のためにしようとすることは…」 つまり、「これから私は(君のために)~をするね」 「君のために私ができることは」 というニュアンスだ。
「ガラ」 (なぜガラと言うかは後述) 「ワナ」は、それぞれ got to、want to の略。特に、have (has) got to = must なので、I've gotta go. は、I must go 「行かなきゃ」 となる。実際の会話では、I gotta go (アイガラゴゥ) となる。wanna は、私は使ったことは一度もない。
英語において、日本人としてリスニングが苦手なのは誰もが感じるところだと思う。少しでも克服する手だてはあるのか?私は、「ラリルレロ発音」を提案する。英語で 「-tt-」 や 「-ity」 が含まれたつづりを見つけたら、その部分をすべて「ラリルレロ」のいずれかにしてしまえば良い。例を挙げると、以下の通り。
※ということで、「良くなる」は、getting better (ゲりング ベらー/またはゲりンベらー)いつもこれを思い出そう。
little (りる)が言えるようになったら、a little bit という表現を覚えよう。発音は、(ァりるビッ)最後の 「ト」 は、慣れてきたら軽く添えるようにちゃんと言うようにすること。 「ちょビット難しい」→ a little bit difficult
応用。上の 「ワライゴナドゥ」 という発音は、どう考えても中学生の教科書に出てきそうにない。日本人なら 「ワット・アイム・ゴナ・ドゥ」 と言いそうだ。だけど、くだけた表現なのにこんなに単語をぶつ切り言ってはダメなのだ。英語を流暢に話すための、そして!なにより、リスニング力を向上させるポイントは、「リエゾン」 なのだ。
では、リエゾンとは?リエゾンは、フランス語によくあるのだが、それはおいておいて、単語と単語をぶつぎりに読むのではなく、ある単語の次の単語が母音で始まっていたら、前の単語の語尾の子音と次の単語の最初の母音を合体させて読むのだ。能書きはいいから、例を挙げよう。