[inline:fragmented_society_11.jpg] ソフトウェアがネット経由で利用される背景には、ソフトウェアが細分されて「モジュール化」が進んだことによる。
モジュールと同様な表現にプラグイン、アドオンといった言葉もあるが、これらはすべてソフトウェアの機能を外部から利用できるように最小単位に分割したものである。これらは単体では利用できないが、何かのプラットフォームの上で組み合わせることによって機能する。
[inline:fragmented_society_12.jpg] プラットフォームとは鉄道でいえばそのままプラットフォームだが、線路や信号、プラットフォームそれ自体、つまり電車を動かすために必要なインフラのことをプラットフォームといっている。
[inline:fragmented_society_10.jpg] SaaS とは、Software as a Service で、すべてのアプリケーションはもはやPCにインストールする必要はなく、極端な話ブラウザですべてアプリが実行できるということ。
iモードの公式サイト、勝手サイトなんていうのも手のひらにサービスを収めて、ネットバンキングなどいつでもどこでもそのサービスはネット側で実行されるというのは SaaS のはしりかもしれない。
PC の方では Google が提供しているサービスはほとんどすべて SaaS だ。Google Earth や Google
Desktop はソフトを PC にダウンロードしなければならないので SaaS とは呼べないのだが、ほかのサービスはネット側で実行される。
Google Docs なんかは、ブラウザ上でワードやエクセルに似たアプリが実行できる。
・・・もう一度、日本列島の気候変化を見直しましょう。
先の教育のところでも述べたけど、「環境」という授業を週1で入れます。
アメリカが温暖化ガスを世界の24%、日本が5%排出していることだけでも教えたい。
資本主義社会とはこれだけ肌で感じられる負の側面を残すシステムだということがわかってきた。資本主義・市場主義はもはや万能ではないということだろう。
地球には限られたリソースしかない。資源は有限なのだ。
持続可能な経済システムとは何か、みんなで一緒に考えよう。
[inline:fragmented_society_9.jpg] ウェブの単位がサイトからページ単位(パーマリンク)になると、ページ単位で評価がされていくということは前回述べたとおりで、ウェブ2.0の時代には「ソーシャルニュースサイト」なるものが出てきた。これは https://digg.com/ に代表されるように、「みんなが注目しているニュース記事を投票する」というもので、人力による評価だ。ページ単位に極小化された後、さらに同じ内容のページが比較・評価され、「使えるもの」として自然淘汰されていく。
「はてなブックマーク」も同様の仕組みで、これも微分化がもたらしたパラダイムである。