エコノの法則第1:<br />「双子のいる家計は政府の経済政策を如実に反映する」

「双子のいる家計は、政府の経済政策を如実に反映する」

例えば、今年、15 歳以下の子どもがいる家庭(と、高齢者)に商品券…もとい地域振興券配ったが(※)、これなんかは普通の 1 人しか子どもがいない家計に比べ、双子の子どものいる家計は 1 家計にも関わらずそれだけで金額的効果は単純に 2 倍である。また、同じ商品券構想を考えたところと同じ政党がまた最近になって児童手当(※)の増額を唱えているが、これも双子の家計には 1 人しか子どもがいない家計よりも見えない効果=心理的効果や、金銭的効果は大きい。

逆に、たとえば消費税をアップされることを考えてみれば、小さい双子の赤ちゃんがいる家計では即座におむつ代やミルク代に振りかかってくる。

つまり、双子の子どものいる家計は政府が行なう経済政策にもろ影響を受けることになる。こういった家計は政策によるブレが大きいのである。よって、減税、公共投資も含め、政府の経済政策を推し量るには双子の子どものいる家計をモニタリングするのがよい方法だと思う。このことはまだ誰も目をつけてないと思うので、もし私が学者だったら、一般の家計と双子の子どものいる家計を比較調査して研究すると思う。

日テレのマーケティング

ホイチョイが以前、テレパルのエッセイ(酒とビデオの日々)で、80 年代から 90 年代にかけて(内容はよく覚えてないけど)、時代=われわれの生活を変えたものは、「(TV の)リモコン」の登場だ、、といっていた。

リモコンによって、みんながザッピング(チャンネルをあちこち変えること)をするようになり、テレビを見るときは、チャンネルを変えながら「今 面白そうなことをやっている番組 (チャネル) 」を探すようになった、という主張だった。
で、テレビ局側も、それに合わせて番組を作るようになった、と。一番の象徴的な出来事は、出演者のしゃべりに合わせて、字幕がでるようになったということ。字幕があれば、とりあえず、他のチャネルから今 移って来た人でも、内容的についていけるってことなのだ (しゃべりだと、消えちゃうから、とりあえず字幕に残しておくと、いいということ) 。

私は、テレビをあまり見ない人なんだが、おそらく、私の知っている限りでは、これを最初にやったのは日テレの 「進め!電波少年!」 じゃあないかなぁ?と思う。
この字幕手法って、電波少年の中ではザッピングを意識してやったのかは謎だけど。
ほかにも、たとえば、歌番組は、サビしか流さない。長くて、ワンフレーズ、って感じで、CDTV(カウントダウンTV) なんかは、もうガンガン歌の一部だけを流す、みたいな作りになっている。今のバラエティとかって、特にそうらしいけど、とりあえず、番組を最初から見ていなくても、、、途中からでも入っていける作りになっているという。

この間驚いたのは、ニュースステーションまでもが日本人への日本語によるインタビューで字幕をつけていたことだ。って、これはもうあって当然って感じかな?

ホイチョイも、このザッピング対策を一番最初に施したのは日テレだと指摘してたと思う。

その結果、今の日テレの業績と株価はどうだろう?

CI (コーポレート・アイデンティティ)

CI (シー・アイ) とは、コーポレート・アイデンティティの略である。
コーポレート・アイデンティティとは、企業のイメージを一貫して消費者に訴えることであるが、主に社名・社名ロゴを統一するような狭い意味で使われることも多い。
例えば、ある会社の場合は、社名ロゴのバックはブルーと決まっていて、サブカラーとして黒とか灰色とかが使えるが、そのほかの色は、使ってはいけないことになっている。社名ロゴの長方形の角を丸くしたりすることも許されない。

これは、ブランドイメージを統一するためである。

ここで、*既存の*企業が CI を行なうには多大なお金がかかることに注目したい。なぜなら、CI とは、通常、社名、社名ロゴを変更することであり、社員の名刺は全部交換しないといけない。それを刷るには大企業(従業員数が多い企業)ほど、金がかかるし、あちこちの看板を変えないといけない。カタログなども、すべてである。おそらく、自力(自社独自)でCIを行うところよりは、コンサルティング会社に依頼すると思う。この費用も多大なものと思う (ちなみに、私の勤めている会社は、設立時にボストン・コンサルティング・グループに頼んだそうだ)

CI は金がかかるわけだから、この不景気なときに CI を行なう企業は、かなり儲かっていると見てよい。これは、株式投資の大きな判断基準となる。

たしか、NEC などは、バブル崩壊(直)後くらいに CI を行なって、現在のブルーのロゴで NEC となった記憶がある。

最近で言えば、ゲームソフトの KOEI とか、LAOX もそうである。

世の中が不景気の時に CI できる企業は、投資対象としてはリスクが比較的少ない企業である。

自己責任の時代

日曜日の 19:00~ 日テレでやってる「鉄腕ダッシュ」という番組の冒頭の企画で竹村健一がでていた。

これからは、

  • 自己責任の時代
  • 勉強
  • 度胸

だと言っていた。

まさに、その通りだと思ってここで独り言、言ってます、、

カラー i モード

会社の同僚が i モードのカラー版を持っていた。

実際に、手に持ってみると、、これはすごい!!!
ケータイじゃないぞ これはっ って感じ

広末が宣伝しているが所詮宣伝は宣伝、百聞は一見に如かずだっ!

日本は、この技術で世界をリードする。

NTTドコモは、NTT グループの中でも頭のイイヤツが集まってるという気がする。

とこで、今年のNTT ドコモの第 1 回目の株主総会では、「役員がわれわれ株主よりも一段高いひな壇に座っているがソフトバンクの株主総会は、孫社長がわれわれと同じ目線にいる。横文字の先進的な会社なのだから、ソフトバンクを見習ったらどうだ」 と発言している人がいた。

Posted on 1999-12-09 by yas |