ちょうど 1年ほど前からアメリカのサイトでよく目にするのだが、24 時間 365日、年中無休のことをアメリカでは 24 x 7 というらしい。たくさんみかける。
Twenty four by seven と読むのか Twenty four hours by seven days と読むのかわかんないのだがこれだけでも文化の違いを感じる。
IT = Information Technology、すなわち 「情報技術」。
ちょうど 1年ほど前 (1998/12) ごろからよく聞くコトバである。
これは、コンピュータやインターネット、とにかくそういうものを総称するのに使う便利なコトバだ。日経にも 「IT (情報技術)」 と注釈付きなものの、平然と使われるようになった。そして、今起っているのはインターネット革命と表現するのもいいが、 IT 革命と言ってもいいような気がする。
私は、まったく新しい貨幣単位を発明した。それは、
1ヴィッツ。
ヴィッツとは、そう、あのトヨタの戦略車で、売れに売れている「ヴィッツ」のことである。ヴィッツは、法定費用を含めるとだいたい 150 万もあればそこそこのグレードのものが買えると思う。そこで、今後は、
1(いち)ヴィッツ≒150 万円
として、単位を定める。
2 ヴィッツ ≒ 300 万円、3 ヴィッツ ≒ 450 万円である。
なぜ 1ヴィッツなんて単位がでてきたかというと、最近のエコノファンドは、1ヴィッツ単位で毎日変動するようになってしまったからである。
2000/01/04、新年の大発会、ご祝儀相場もあってドコモなどは値を飛ばし、、1株 400 万円をつけた。しかし、その後 2~3日は Y2K の被害が予想外に小さかったことからダウや NASDAQ が急落、日経平均もそれにつられる形で大幅に下落した。ドコモに至っては、310万円・・・とか値が下がったと思う。ヴィッツ換算でここ 2~3日の間にエコノファンド全体では X ヴィッツ下げたことになる。
また、もっと身近な単位としては、1焼肉(いちやきにく)≒ 5,000 円を考えた。
生活基本単位は、1 焼肉(とか1飲み会でも良い)とかを基準にする。ああ、5,000 円あったら焼肉行けるのに、、って感じで、別に焼肉にこだわるわけではないが、5,000 円で自分が効用を最大に得られるサービス(またはモノ)を考える。
そしてそれを単位にしてものごとを考えて行く。また 1ヴィッツと1焼肉の間を埋める単位として、1 ハワイというものを作っても良い。1 ハワイ ≒ 30 万円である。3 ハワイ≒ 90 万円で、4 ハワイ≒ 120 万円。
100 万円ピッタリのところがないのが美しい。
ちょっと大きくなると、、
1 ベンツ≒ 1,000 万円≒ 6~7 ヴィッツ。
ここでのポイントは、100 万円など、キリの良い数字ではなく、あえて 150 などという、5 という数字を使っていることである。
この 5 や、3 とかいう数字を基本単位に使うことによって、他人とは違う物差しで価格を見ることになる。なぜ他人と違うかといえば、普通は、1,000 円とか 1万円とか 10万円とか、キリの良い数字を使うからである。
株式投資では、この他人とのズレが大きな役に立つことだろう。市場参加者の心理は例えば日経平均 2万円台、とかそういうキッチリした数字で動いているから、あえてその心理と自分の価値基準をはずすのだ。その方が、群集心理の集大成ともいえるマーケットの数字に惑わされなくて良い。
他にも、普通は、10万円という、キリの良い数字を貯蓄の目標にするだろうが、私が発明した価値尺度によると、貯蓄の目標は 10 万円ではなくて、1ハワイ(あくまでも1ハワイで、およそ 30 万円)である。
「何をまたバカなことを…」 と思われるかもしれないが、私は既成の 10 進数から来る世の価値基準をあえてズラすこの 1ヴィッツ方式を、1999 年最大の自身の発明と思っている。
例えば、現在アメリカはバブル経済の真っ只中にあるが、怖いことにほとんどのアメリカ人はこのことを深刻に気づいておらず、もはや誰も止められないように見える。1929 年や日本が 1990 年に経験したバブル崩壊の教訓は一切活かされていないようにみえる。活かされていないどころか、「ニューエコノミー論」 といって、「インフレなき成長」 とこれは従来の経済理論では説明できない現象、と言う学者さえもいる。これを支持する学者は、「土地 (不動産) に投機資金が向かっていないから」などと言うが、土地に金が流れなければバブルではないと言えるのだろうか。
オウムも、ライフスペースや法の華などの宗教関係にいる人も一度自分たちがその中に身を置いてしまうとこれらの団体が社会的に罪をおかしていてもそれを理解することができない。
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歴史から学べることは、日本という国は、ある1つの方向に意志が働くと、ほとんど全員がその方向に行きやすい国民性を持っているということ。大政翼賛会など太平洋戦争直前の動き、これも、渦中にいる人は起こっていることに気づかない (自分がどういう方向に進んでいるのか認識できない) 、というか、何が起こっているか 「気づけない」 ということの例である。このことには注意すべきである。
ちなみに株とつきあうには、この法則は重要である。株に限らず、この法則は常に思い起こすべきである。
ここに私が独り言として投稿している内容は、言われればなるほどそうだよな、とか、ともするとあたりまえのことかも知れない。しかし、誰もが思っているそのあたりまえのことを、まだ誰も言ってない(発表していない)状況でそれに気づいて発言することは難しいと思う。