私の父親は私が小さい頃から学校の勉強を教えてくれたことは一度もなかった。それ自体は別に悪いことではない。習い事でもなんでも、勉強を身内が教えるのは感情が入るから概してよくない。
しかし高校受験を控えたころだったろうか、ある日「勉強にこれを使え」と私にデジタル式のタイマーを手渡した。
アメリカの短大の ESL (English as a Second Language) / Listening and Speaking のクラスではプレゼンがテストとなる。20人いる各人が 2分間の持ち時間で HOW TO ナンチャラ をプレゼンするというもの。各人のプレゼンは、クラス全員が以下の評価軸で + (Excellent) / OK / NI (Need to improve) の 3段階で評価し、クラスの最後にその評価をプレゼンテーターに渡した。日本人は授業でプレゼンなんて習う機会がないだろうと思うのでここに挙げてみた。
これは、仕事において、段取りが非常に大きな役割を占め(全体の 8割)、それが成功すれば実際の仕事の実行(現場)は 2割に過ぎない、ということをいったものである。まさにその通りだと思うが、8 : 2 の割合は 「パレートの法則」 として知られている。その例は枚挙にいとまがない。
もしも子どもが批判のうちに生きるなら
その子どもは非難することを学ぶ
もしも子どもが敵意のうちに生きるなら、
その子どもは、攻撃することを学ぶ
もしも子どもが、あざけりのうちに生きるなら、
その子どもは内気になることを学ぶ
もしも子どもが寛容のうちに生きるなら、
その子どもは、忍耐することを学ぶ
もしも子どもが誉め言葉のうちに生きるなら、
その子どもは、ありがたく思うことを学ぶ
もしも子どもが公平な取り扱いのうちに生きるなら、
その子どもは正義を学ぶ
もしも子どもが安心のうちに生きるなら
その子どもは人を信用することを学ぶ
もしも子どもが賛意のうちに生きるなら
その子どもは、自分を尊重することを学ぶ
もしも子どもが寛容と友情のうちにいきるなら
その子どもは、この世で愛を見出すことを学ぶ