テレビ朝日 「トリセツ」 「首都高速道路」 2002/04/24 放送
~コカ・コーラ、マクドナルドもそうなのだが~
今年も、2002/05/25 、TDL でボランティアをした。
いつもパレードを見るたびにこれはアメリカのプロパガンダだと思わずにはいられない。なぜなら、白雪姫やシンデレラなどのお姫様系や王子様は必ずガイジンだから。
日本人の大人は子どもに小さい頃からそういう姿を何も考えずに見せているので子どもは自然とアメリカンスタンダードというものに刷り込まれていくのですなあ。(←日本がアメリカに No を言えない理由。コレ、エコノ研究所の新しい理論)
#TDL って、本当に子どもに夢と希望みたいなものを与えているのか、よく考えてみよう。
リーディングは、空所補充問題と、文法間違い指摘問題、そして短い記事や広告・手紙・広告・請求書などをみて 2~4 問に答える問題の3つのパートに分かれている。
普通の人は、最初から解くだろうが、何回か受けているうちに、私も TOEIC 試験のテクニックが備わってきた。
それは、決して最初の空所補充問題から解いてはいけないということである。
後ろの方の問題は、少し英文を読ませるので、時間がかかるし、受験で言えば長文問題みたいな扱いだ (実際は短文なのだが)。しかし実際は、この短文の方が簡単である。短文の意味さえ理解すれば、必ず解けるのだ。
私も、 TOEIC に慣れていないときは、最初から問題を解いていき、必ず最後の方は時間が足りなくなって
解けない問題が多かった。しかし、試験テクニックから言えば、確実に解ける問題で点数をあげ、よくわからない問題はすっばりと捨てて良いのだ。この割り切りが大切だ。
これは、麻雀で言えば、1 回満貫で上がれば、あとはすぐに降りて、振り込まないように注意してればいいのと似ているし、、、、
株で言えば負けたとき(損失がでてしまったとき)にすぐに損切り(売ってしまうこと)した方が実は損失が少なくてすむ、というのにも似ている。
なので、TOEIC ではまずは短文問題で確実に点を上げることが重要だ。
これは、最後から問題を解く、ということを意味する。私たち (私だけ<?) は、なぜか、試験は最初の 1問目から
問題を解く、というクセが付いている。人によっては、大学受験のときに、試験テクニックのために、第 1問目から問題を解くことをやめた人がいるかも知れないが、少なくとも小中学生で体験してきたテストでは、最後の方の問題の方が最初の方より難しかった(記憶がある)。逆に、第1問目に、超難しい問題が来ていた試験は、そう滅多になかった。
TOEIC のリーディングは、制限時間に対して明らかに問題数が多いので、最後の方は必ず時間が足りなくなってくる。スコア 800 の私でも、足りないのだ。いや、これは私が単に英語力が実はないからだけなのかも知れないが、、、少なくとも凡人の私は TOEIC のリーディングは時間がギリギリか、足りないと感じている。全問、きちんとマークできた、と思えたことは本当に数少ない。
そうすると、最後の方は、まとめて適当にマークしてしまうことになる。 TOEIC は、減点方式ではないので、わからない問題があったらとりあえず塗りつぶしておいた方が得点になる。これは試験前の注意事項でも毎回言われることであるから、正当な方法である。
では、同じ塗りつぶすのなら、読めばわかった問題を適当にマークするのと、読んでもあまり分からない問題を適当にマークするのでは、どちらがいいだろうか? もちろん後者である。読めばわかる問題は最初から解くべきであったのだ。
空所補充問題は、単語の意味がわからないと選択肢のどれを選んでいいか分からない問題が必ずある(はず)。それに対して、短文問題は、読めば必ずわかる問題がほとんどである。
よって、どうせ試験の最後は時間が足りなくなって適当にマークするんだったら、どんなに考えてもわからない問題が含まれる空所問題の方を適当にマークした方がよい、となる。
ちなみに、文法違いを訂正する問題は、私は文法は得意な方だし、4つの選択肢のうち、どれかはエラーなのは確実で、そのうちの1~2つは明らかに間違いはない、ということはわかる(はず)から、一見難しいように見える文法訂正問題も、正解の確率は実は高いと思われる。
空所補充に関しては、選択肢の単語の意味がわからない問題は、どんなにその場で考えても、そもそも自分の頭の中にその単語の存在がないのだから、1秒考えても1分考えても 1日考えても、絶対に答えはわからないのである。
ゆえに短文から解いていった方がトクなのだ。
この方法は、いかに効率良く仕事をこなすか、という、日々の生活にも応用できるものだ。
日本において企業における英語力のモノサシとして認知されるようになった TOEIC。うちの会社は太っ腹なので、年に2回も受けさせてくれる。自腹を切って受験すると 6,615 円かかる。
最近は、会社以外にも、私も自腹を切って受けるようになった。会社で受ける TOEIC と、自腹を切ってフツーの人が受ける TOEIC では、 TOEIC 事務局は「同じもの」と言っているが、実際は会社で受ける法人向け TOEIC の方がやさしいと思われる。自腹を切って受けた TOEIC の方が難しいように感じる。
入社時私は 530 点だった。海外駐在員レベルは 730 以上と言われる。今は、私は、800 点を越えるようになった。
その TOEIC を昨日の日曜日に受けたのだが、今回「どうだった?」と少なくとも 3 人から聞かれた。結果は「できた」と自分で思ったが、自分で「できた」というときの試験は、往々にしてあまり良い結果ではない。
ちなみにこの TOEIC 、リスニング 45 分 100 問、リーディング 75 分 100 問で、スコアは 5~990 で評価される。1 問= 5点ということはなく、問題(の難易度)によって配点が違うようだ(そう考えるようになった。確証はない)。
そしてこの TOEIC は、「受かる」とか「落ちる」とかはない。あくまでも自分の英語力を測るものだ。
今回の TOEIC もそうだが、最近 TOEIC を受けるのが楽しい。以前は考えられないことだったが、たぶんリスニングでしゃべっている人の言っていることがわかってきたからだと思う。
たとえば、日本語で恐縮だが、リスニングでは
「あなたの国ではクルマはどっちのハンドルですか?」
と聞かれる。それに対して、
「あなたの国と同じです」
という答え方が正解だったりする(英語でなんていうかもちろん思い出せないが、そういう意味だ)。
他にも選択肢は
「左なんちゃらかんちゃら…」
とか英語で言うのだが、おそらく普通の人はここでこの「左なんちゃら」の方の答え方をマークするだろう。
まあ一種の引っかけ問題だ。なぜなら、元の質問は質問者が明らかに「Which~」で始まる疑問文をしゃべっており、質問の内容は比較的理解しやすい。しかし、 TOEIC の場合は、質問の意味が分かっても、それに対する回答の選択肢の中では、必ずしも「Left」とか「Right」とかいう単語が含まれる選択肢が正解になるわけではない、というところがミソである。この問題の場合は、質問の意味がわかったとしても、自分の耳に無意識のうちに「Left」とか入った答えを選んでは間違いなのだ。この問題の質問と答えの選択肢を覚えてないのが残念だが、この問題の場合は
「あなたの国ではクルマはどっちのハンドルですか?」
という質問をしゃべった後に、
としゃべったはずである。
「Which~」で 聞かれて、まさか 「same」 という発音が含まれる選択肢Cが答えになるとは、注意して聞いていないとわからない。ちなみに選択肢はAは「Left Hand」という発音がセンテンスの中に入ってて、この選択肢はよく聞かないと 「Left Handle」 と間違えてしまう。
他にも、よくあるパターンがある。
「このレポートは誰が書いたのか?」
という質問。
この質問は 「Who」 で始まるから、われわれは 「John」 とか、具体的な名前を頭の中で期待してしまう。しかし、実際の解答は「彼が知っていると思うよ」とかだったりする。
こういうノリをつかむことが、 TOEIC リスニングの攻略方であると同時に、これは TOEIC の特徴でもあると思う。
そして、
「来週は何曜日に出かけるのか?」
「忙しいからまだ予定がたっていない」
とか、こういった極めて短くて(日本語にすれば)単純で、日常よくありそうな会話に対する問題が、 TOEIC のリスニングは多いように思える。これは、日本においても、たぶんどこの国に行っても、日常会話ではごく当たり前に交わされる会話であると思われる。
日曜日の試験では、駅のプラットフォームの写真を見せて、
とかいう問題もあって、Bにいたってはまったく筋違いなので、すこし笑ってしまうような答えがあった。そうなのだ。TOEIC リスニングは、質問とそれに対する筋違いな答えがわかってきたときに、楽しくなるのだ。
「ニーズを聞くな、体験を売れ」という本を読んだ。
いまや日本はモノが行き渡り、消費者はモノを買わずに新しい(とかより良い)体験を買う、という方向に
向かっているという、「Experience Marketing」 のことが書いてあった。
最近、企業の経営者が「体験」という言葉を口にするようになってきた。今までその意味がわからなかったが、以下はその事例だと思う。
インスタント・メッセージングソフト 「Windows Messenger」 で、、、昨日知り合いから教えてもらったのだが、「ビール」とか「オニ」とか入力できた。
この絵文字を考察してみるに、、、、
相手がこの絵文字を使うと、自分の画面に面白い絵文字が表示される。
そうすると、「え、なんだこれは!?」ということになり、「それ、どうやって(入力して)出すの?」となる。
これら絵文字をゲームで言う「隠れキャラ」の手法だと言ってしまえばそれまだが、、、このこと自身が、マイクロソフトの狙うところの XP、すなわち Experience だと思う(それにうまくはめられている自分も自分ですがそれはそれです)。
自分の会社の OS の名前に XP と付けるくらいだから、マイクロソフトは自身で Experience Marketing を実践しており、ここに見習うべき点があると思う(上の隠れキャラでいうと、ひょっとして Experience Marketingを開発したのは今から思うと実は日本のニンテンドーだったんだろうか?)。